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ファーストフードはビタミン不足になる [現代食の最大のデメリット]

子供も含めて現代人の好きな食べ物の共通点は、「硬いものより軟らかいもの」「どこでも、いつでも手軽に食べられるもの」「味が濃くはっきりとしていて刺激的なもの」の三つがあります。



ファーストフードのハンバーガーやレトルト食品のカレーやグラタン、それにインスタントのカップラーメンなどがこれらの代表的なものです。

しかし、これらの食品は、健康には必ずしも役立っているとは言えません。例えば、ファーストフードのハンバーガーを昼食として食べた場合、ハンバーガー1個にポテトのS サイズが1個、それにシェイクを1本のハンバーガーセットの総カロリー数は790kcalとなります。栄養バランスは炭水化物などの糖質が全体の6割弱、脂質が3割、残りがたんばく質となります。

これに対して副栄養素のビタミンB1は3つ合わせても、0.2mgしかありません。現在の栄養学では、85kcalを代謝するのにビタミンB1は、最低でも、0.3mg以上は必要とされていますので運動の有無に嘲らず、すべてのカロリーの代謝は無理です。っまり、ハンバーガーセットにほ、摂取したカロリーを代謝するだけの副栄養素が含まれていないということです。しかも、これだけの量で満腹感を覚える人は少ないでしょう。ついつい、ハンバーガーをもう一つとなります。

その結果、ますますバランスは悪くなり、摂取したカロリーのはとんどが脂肪として体内に蓄積されることになってしまうのです。これでは肥満や生活習慣病になるのもあたりまえです。



日本的メニューであるカレーライスの場合も同様です。レトルトのカレーのルー100g、ご飯200gを食べた時の総カロリー数は850kcalです。栄養バランスは、脂質が425kcalで、なんと全体の50% を占めます。通常、脂質の摂取比率は総カロリーの2割から2.5割が最適とされていますから、これだけでも明らかに過剰摂取です。

そして、これらに対する副栄養素のビタミソB1は0.02mgしかありません。レトルトのカレーライスもまた、極端にビタミンが不足しています。

さらに、食事から摂るビタミンの量は、代謝のために必要な分だけを確保すれば良いというわけでほありません。

体の中ではお酒を飲んでも、運動をしても、薬を飲んでも、痛みを感じても、常にビタミンが消費されています。そのために現代人の場合、余裕のあるビタミン摂取量は所要量(最低必要量) の2倍から10倍は必要です。しかし、いま見てきたように現代食だけでそれを確保しょうというのは事実上不可能です。私たち現代人は危機的なビタミン不足の状況の中にあり、生活習慣病にいつなっても不思議はないのが現状なのです。



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